道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜

<一晴画廊 企画展ブログ> 中国古典の名著、老子『道徳経』をテーマに2018年11月3日(文化の日)〜11日11日(日)に京都の一晴画廊にて展覧会を開催します。それぞれの画家が老子を読み解き、絵画へと変換していく思考の過程を一般公開する、新しい試みのブログです。

宮毬紗の作品は、完売いたしました。

宮毬紗です。 本日をもちまして、宮毬紗の出品作品は完売いたしました。 皆様に作品をお持ちいただき、心より感謝しております。 御来廊されてからの購入を、楽しみにしてくださっている方には、大変申し訳なく思っております。 時期は決定していませんが、…

出品作品について 山名しおり

山名しおりです。 出品作品について解説します。 今回私は老子道徳経を読み解く中で、テーマと作品をより深く結び付けるものとして「図録絵本」を制作しました。 図録絵本と原画作品で構成した展示をしています。 私はまず、老子道徳経81章のうち、1章「道…

なぜ老子をテーマに選んだのか。

宮毬紗です。 なぜ、老子『道徳経』をテーマに選んだのですかと聞かれました。 それは、中国古典の思想が、私たち日本人の芸術、文化の基礎であるからです。 自らの基礎が何であるかを知り、その上で、いまの私が制作をしていることを、自覚するためでもあり…

当サイトからも、ご注文を受け付けています。

当サイトからも、老子展の作品のご注文を受け付けています。 作家名と作品タイトルを、メールにてお伝えください。 折り返し、作品サイズ、価格などのデータをお送りいたします。 ●お問い合わせ先:info@ichiharugallery.com *山名しおりの絵本が、残数わず…

Taoの、どこでもない場所、どこでもない時間をコラージュで表現する。

宮毬紗作品 *SOLD OUT 私の「Tao」の表現は、日本画の天然絵具を使った麻紙で描いた、コラージュ作品です。 1つ1つの麻紙には、さまざまな時間、さまざまな場所を、美しい天然絵具を使い、描いています。 大地が生んだ絵具を使います。 ラピスラズリや孔…

老子展の会場風景です。

長谷川幾与さんの展示コーナーです。 淡い色彩の美しい、心癒される部屋になりました。 山名しおりさんの絵本が、大好評です。 原画を展示しています。 宮毬紗のコーナーです。 天然の鉱物で作られた絵具の紙を、華やかなコラージュに仕上げています。

各作家の在廊予定です。

各作家の在廊予定になります。 予告なく、変更になることがございますので、ご了承ください。 ●長谷川幾与/11月11日(日) ●宮毬紗/11月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日) ●山名しおり/11月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日) 長…

作品について 長谷川幾与

長谷川幾与です。 本日から展覧会「老子の道-Tao-を描く」 が始まります。 こちらのブログで、私が出品している作品の解説をしていこうと思います。 今回、作品の制作をするにあたり、「道-タオ-」に対して二通りのアプローチをしました。 一つ目は、老子道…

言葉と楽譜の共通点

山名しおりです。 「老子」という著名な古典を自分なりに読み解き、絵画表現へと置き換えていく作業はクラッシックの楽譜を演奏する時のプロセスにとても近いです。これまでも音楽についての記事は書いてきました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp ichiharu…

右脳世界と老子(2)

長谷川幾与です。 右脳世界と老子(1)はこちらから↓ ichiharugallery.hatenadiary.jp 老子の道徳教を読み始める数ヶ月前から、 頭の中でかすかに「声」が聞こえるようになっていて、 なんとなくその声は頭の右奥から聞こえてくるような気がしていました。 そ…

告知:老子の道-Tao-を描く   出品作家: 長谷川幾与 宮毬紗 山名しおり  

会期:2018年11月3日(文化の日)〜11日11(日) 詳しくは、こちらのリンクへ。 11月の展覧会:老子の道-Tao-を描く 長谷川幾与 宮毬紗 山名しおり - Kyoto 一晴画廊 ICHIHARU GALLERY Blog

老子と荘子

山名しおりです。 改めてこのブログのテキストとしている金谷氏著の解説を読んでいました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp 一般的に「老壮思想」と括られて論じられることも多い 「荘子」と「老子」の違いについて、本書の解説部分で金谷治氏は次のように…

老子の中に潜むリアルな視点

山名しおりです。 前回に引き続き法華経の思想を学んでいます。 そこで「十界呉具」という思想に出会いました。 まず、仏教の「十界」という世界観とは何か。 十界とは六道(地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界)に四聖(声聞界・縁覚界・菩薩界・…

キリスト教と老子

宮毬紗です。 老子を読み、次第に仏教やキリスト教、日本哲学といった、思想の勉強へと興味が広がり始めました。 最近では、バッハ作曲の『マタイ受難曲』から、キリスト教の「パッション」、受難についても調べていました。 受難曲は「マタイ」「ヨハネ」「…

「三十の輻」にみる生命観  山名しおり

山名しおりです。 「戸を出でずして」の章が私自身の心の中に落ちたことで、11章「三十の輻」へのイメージが広がりました。 文章の表現としても、11章「三十の輻」は「車」や「器」など具体的な物を挙げて説明がされているのが特徴的です。 イメージもしやす…

老子の周縁  宮毬紗

宮毬紗です。 本棚の整理をしていました。 春に、もう処分しようと隅に寄せていた本を、もう一度、本棚の真ん中に戻しました。 手放さずに、また読みたくなりました。 ここ何ヶ月か、老子を知るために、老子以外のものを、調べていました。 宗教も、その時代…

母の貴さ 宮毬紗

宮毬紗です。 「無名は天地の始にして、有名は万物の母なり」 久しぶりに、安岡正篤『洗心講座』のなかの、「『老子』と時代」を読みました。 有名になるということは、つまりおっ母さんになって、色々なものを生んでゆくことであります。 然し母になるとい…

言葉が絵になる瞬間   山名しおり

先日、制作を進めていた際に言葉が絵になる瞬間を体験しました。 その時頭の中に浮かんでいたのは四七章「戸を出でずして」の章です。 ブログの中で「戸を出でずして」が私の中でようやく噛み砕けた始めたとき、制作の中で理屈ではなく形となって表すことが…

「戸を出でずして」はインプットする時間   山名しおり

山名しおりです。 これまで、老子の中に流れる「普遍性」について仏教用語に派生しつつ触れてきました。老子が時を経ても普遍性を感じる理由の一つとして、日々に根差した思考であるからだと私は考えています。 特に、四七章「戸を出でずして」については、…

宙と繋がる  長谷川幾与

長谷川幾与です。 宮さんのこちらの記事を読んで、あ、私も。と思いました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp 私も数年前に、大地と自分の境界線がなくなり、宙と繋がる感覚を経験しました。 その時の感覚は今でも鮮明に覚えています。 とある離島に滞在して…

シンポジウムから  長谷川幾与

長谷川幾与です。 少し老子のテーマとは話がずれるかもしれませんが、先日参加したシンポジウムの報告をいたします。 ichiharugallery.hatenadiary.jp オーストリアと日本の技術者、科学者の方々を中心とした国際シンポジウムで、第5回目を迎えた今回のテー…

告知です:中谷彰宏さんと見る、夭折の天才画家の非公開絵画。 宮毬紗

宮毬紗です。 お知らせです。 1000冊以上の本を出版されている作家の中谷彰宏さんと共に、私の主催する京都・御所南の一晴画廊にて、夭折の天才画家・木島桃村の、一般非公開の絵画を見ませんか? shop.an-web.com 木島桃村は、明治を代表する日本画家・木島…

大地から生まれる思想  宮毬紗

宮毬紗です。 中国大陸から生まれた思想を、日本で暮らす私が、どこまで理解できるのだろうと、考えていました。 中国へは、20年ほど前に上海へ、10年ほど前には北京へ、合計3度訪れています。 上海で、混沌した人と土地の醸し出す、濃厚な空気に魅入られて…

老子の深淵  山名しおり

山名しおりです。 長谷川さんの記事を拝見しました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp ドリアン助川さんの本について合わせて触れておられます。 私も、その著書の中で、老子の文章と禅問答の一つ「海を一息で飲んで来い」ということをドリアン助川さん自身…

仏教について考え求める  山名しおり

山名しおりです。 前回の記事で老子を詠む中で焦点を絞りながら表現に繋げている旨を書いていました。 私自身の中では老子の言葉から「仏教」に焦点が絞られてきています。 これまでに宮さんも仏教について記事を書いておられます。 ichiharugallery.hatenad…

シンポジウムを終えて  長谷川幾与

長谷川幾与です。 今日はオーストリア大使館にて、グローバルイノベーションについての国際シンポジウムにパネリストとして参加してきました。 シンギュラリティを迎える時代に、AI(人工知能)によるアートと、人間によるアートの区別はどのようにされるの…

少しずつ焦点を定めてゆくこと  山名しおり

山名しおりです。 老子を読み進める中で、少しずつ表現していきたい形が浮かんできています。 カメラのレンズを覗き対象物に焦点を絞るような感覚です。 老子の言葉がそのまま描くことへ繋がることもあれば、ブログを書く中で気付いた私自身の根底に流れてい…

ある一人の経営者から見たアートとサイエンスへの視点に学ぶこと  山名しおり

山名しおりです。 長谷川さんが記事の中でアートとサイエンスについて書いておられました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp そのシンポジウムではどのような意見交換されるのか伺えるのが楽しみです。 私は記事を拝見しアートとサイエンスという言葉からあ…

老子から仏教へ  宮毬紗

宮毬紗です。 この記事を書いたあとで、しばらく仏教の経典を調べていました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp 時間の概念について、過去、現在、未来が同時に存在していることを経験したのですが、これは仏教で「一念三千」と呼ばれる状態に近いのではない…

音楽から感じること   山名しおり

山名しおりです。 私自身の表現の根底にはヴァイオリンという楽器の存在があります。 前回音楽に関する記事を書いたことで私自身も改めて気付かされました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp ヴァイオリンという楽器は弾こうと思っても、すぐに音が出せてメ…

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