道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜

<一晴画廊 企画展ブログ> 中国古典の名著、老子『道徳経』をテーマに2018年10月30日(火)〜11日11日(日)に京都の一晴画廊にて展覧会を開催します。それぞれの画家が老子を読み解き、絵画へと変換していく思考の過程を一般公開する、新しい試みのブログです。

山名しおり Shiori Yamana

二十、唯と阿を相い去ること幾何ぞ その2    山名しおり

山名しおりです。 引き続き「二十、唯と阿を相い去ること幾何ぞ」について触れていきたいと思います。 前回ドリアン助川さんの著書でも、この章は「孤独との対峙」として取り上げておられると紹介していますが、このブログでテキストとしている金谷治さんの…

二十、唯と阿を相い去ること幾何ぞ その1  山名しおり

山名しおりです。 夏休み中なので、息子と図書館へ行くことがたまにあります。 息子は絵本を選びに行きますが、せっかく図書館に来たのだからと愚図る息子を引っ張り中国古典のある書架を通りました。 表紙から面白そうでしたので、手に取ってみたのがドリア…

夜明け前に訪れる孤独な時間  山名しおり

山名しおりです。 宮さん、長谷川さんが老子と音楽について、とても素敵な記事を書いておられます。 ichiharugallery.hatenadiary.jp ichiharugallery.hatenadiary.jp 私も、ここ数日間、宮さんの「武満徹と老子」の記事からどんな「音楽を思い浮かべるだろ…

御池通の蝉の声  山名しおり

山名しおりです。 このブログで自転車で走っているときのネタを時々書いていますが、 御池通を毎朝自転車で走っていると蝉の声が物凄いです。 大合唱です。 少し一本横の道に入ると少し蝉の声が遠のくのですが。 濁流の音のように蝉の声が凄く響いています。…

水の流れと感情の流れ  山名しおり

山名しおりです。 先週の金曜日、京都は夕方に結構雨が降り、鴨川が濁流のようになって水位も上がり 凄い勢いで流れていました。 余りに凄い雨でしたので、帰宅できず足止めを食らってしまいましたが、ようやく雨が小雨になって家路に向かう際に見た鴨川の色…

息子のひとこと 山名しおり

山名しおりです。 半年くらい前、息子にこんなことを言われました。 「自分を大切にすることが、周りも大切にすることなんや。」 (本人は災害時等の学校での避難訓練場面を想像してだと思いますが) 「危ない!ってなったら、ごめんやけどお母さんを置いて、…

二十三、曲なれば則ち全し  山名しおり

山名しおりです。 一昨日、出勤前に父の通院に付添いました。 総合病院ということもあるのですが、朝の八時過ぎだというのに沢山の患者さんが ロビーで待っておられました。 待てど暮らせど順番は来ない・・・。 イライラ。 こんな時こそ!せっかくできた時…

人は渦のように成長していく 山名しおり

山名しおりです。 今日はこの記事の続きを書きたいと思います。 ichiharugallery.hatenadiary.jp 私は、この章を読んで 人は行きつ戻りつしながら成長してくもの。 そんな風に捉えていると書きました。 その続きを考えているうちに、 長谷川さんが記事の中で…

二十二、企つ者は立たず  山名しおり

山名しおりです。 前回の記事でも少し触れましたが、第二十二章「企つ者は立たず」について考えていきたいと思います。 現代語訳を読みますと 「つまさきで背伸びをして立つものは、長くは立てない、大股で足をひろげて歩くものは、遠くまでは行けない。自分…

無理をしない  山名しおり

山名しおりです。 毎日暑いですね。 もう暑いし、色んなことに押しつぶされそうで無理!となっていたのですが・・。 宮さんのこの記事を拝読すると、すーっと気分が流れていく涼やかな気持ちになりました。 ichiharugallery.hatenadiary.jp この記事内で最後…

八、上善は水の若(ごと)し  山名しおり

上善(じょうぜん)は水の若(ごと)し。 水は善(よ)く万物を利して而(しか)も争わず。 山名しおりです。 日々の中で色々なことがあり、やはり気分が沈むこともあります。 ここ数日、マイナスの気持ちに捉われがちになっていました。 そんな時こそ!と思い幾つか…

自転車に乗って  山名しおり

山名しおりです。 最近、ふと自転車に乗っている時間に ずっと老子の思想や、それが今の日々にどう結び付くかについて考えている 自分がいることに気づきました。 そう言えば・・ このブログが始まった日も自転車で夕立に出会ったことを書いていました。 ich…

六十八、善く士たる者は(不争の兵法)    山名しおり

すぐれた戦士は怒りをみせない。 「争わない徳」「人の力を上手く利用する」 山名しおりです。 この章の現代語訳には、上記のような解説があります。 それを読んで「したたかさ」と「しなやかさ」を感じました。 これって職場や家族、日々の人とのコミュニケ…

四十一、反(かえ)る者は道の動なり     山名しおり

ー前に向かって進むのではく、あともどりをしてもとに帰っていくのが 「道」の動きかたであるー 山名しおりです。 このブログを始めるにあたり、老子道徳経の書き下し文、現代語訳を読み込み 始めました。 まだ読み込みを始めて、半年足らずの若輩者です。 …

四、道は沖(むな)しきも   山名しおり

「道は冲(むな)しきも、これを用うれば或(ま)た盈(み)たず。」 道はからっぽで何の役にもたたないようであるが、そのはたらきは無尽である。 からっぽであるからこそ無限のはたらきが出てくる。 この現代語訳を読んで、ふと自分自身の日常を見つめたとき、つ…

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