道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜

<一晴画廊 企画展ブログ> 中国古典の名著、老子『道徳経』をテーマに2018年10月30日(火)〜11日11日(日)に京都の一晴画廊にて展覧会を開催します。それぞれの画家が老子を読み解き、絵画へと変換していく思考の過程を一般公開する、新しい試みのブログです。

四、道は沖(むな)しきも   山名しおり

「道は冲(むな)しきも、これを用うれば或(ま)た盈(み)たず。」

 

道はからっぽで何の役にもたたないようであるが、そのはたらきは無尽である。

からっぽであるからこそ無限のはたらきが出てくる。

 

この現代語訳を読んで、ふと自分自身の日常を見つめたとき、つまりは

「 答えはそう簡単に出るものではない」と改めて言われている気がしました。

 

ブログが始まった今日、夕方になり、かなり意気込んで、さぁ!と思ったら

ゴロゴロと雷が・・・。そして雨が、降り出しました・・・。

結局、慌てていつも通り、あと一歩のところで強い雨に降られつつ

自転車で家路を急ぐ私。

 

ありがちな日常ですが、それでも特別な七夕の日になりました。

 

七夕の日の夕立ち、「老子」講読会が始まった日。

初夏の雨雲が運んできた少し湿り気のある空気といつもの日常。

いつかこの特別な七夕の日に感じた空気や雨の匂いを描きたいと思いました。

 

そして「答えはそう簡単にでるものではない」からこそ、日々学び考える努力を続けたいと私は思っています。

 

〈書き下し文〉

道は冲(むな)しきも、これを用うれば或(ま)た盈(み)たず。淵(えん)として万物の宗(そう)に似たり。その鋭(えい)を挫(くじ)いて、その紛(ふん)を解(と)き、その光を和(やわら)げて、その塵(ちり)に同(おな)じくす。湛(たん)として存(そん)する或(あ)るに似たり。われ誰の子なるかを知らず。帝(てい)の先(せん)に象(に)たり。

 

 

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