道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜

<一晴画廊 企画展ブログ> 中国古典の名著、老子『道徳経』をテーマに2018年10月30日(火)〜11日11日(日)に京都の一晴画廊にて展覧会を開催します。それぞれの画家が老子を読み解き、絵画へと変換していく思考の過程を一般公開する、新しい試みのブログです。

七十六、人の生まるるや柔弱  宮毬紗

宮毬紗です。

 

私はオタク気質です。

 

 一度何かを勉強しだすと、止まりません。

 

家にこもって、Amazonで次々と本を注文し、ついでに食べ物や飲み物も注文し、調べ尽くしていきます。

 

下手をすると、トイレが我慢できなくなるまで、じっーーーーとして本を読んでいます。

ですので、家族からたまに「音がしないけれど、生きている?」と心配されます・・・。

 

でも私は、至福です。

 

心配させて、長生きさせる作戦です。

孫子の兵法に、そんな戦法あったっけ?)

 

 

この第七十六章は、「ああ、学び尽くしていく秘訣が書いてある!」と、ビビビっときました(笑)。

 

思わず絵にしたくなりますね。

  

 

わたしなりに、書き下し文を読んでみました。

 

「人の生まるるや柔弱、その死するや堅強なり。」

 

人は生まれたとき、とても柔らかい体です。

脳も柔らかいのです。

 

死ぬときは、堅くなります。

脳も、年齢を重ねると堅くなってしまいがちです。

 

「万物草木の生まるるや柔脆、その死するや枯槁(ここう)なり。」

 

人間だけではなく、分厚い草も、天にそびえるような大木も、小さな双葉のときは、指で触ると、水のように自在な柔らかさを持っています。

 

「故に堅強なる者は死の徒(と)にして、柔弱なる者は生の徒なり。」

 

柔らかくしなやかな者は、おそらく何歳になろうが、どんな境遇であろうが、生の一員であり、抽象的な意味で<死ぬ>ということはないのだと感じます。

 

「強大なるは下に処(お)り、柔弱なるは上に処る。」

 

学ぶことで、強く大きくなることを目指すのではなく、柔らかくしなやかになろうとすことこそ、上の概念であるのですね。

 

 

 

<書き下し文>

 

人の生まるるや柔弱、その死するや堅強なり。

万物草木の生まるるや柔脆、その死するや枯槁(ここう)なり。

故に堅強なる者は死の徒(と)にして、柔弱なる者は生の徒なり。

ここを以って兵強ければ則ち勝たず、木強ければ則ち折る。

強大なるは下に処(お)り、柔弱なるは上に処る。

 

 

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