道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜

<一晴画廊 企画展ブログ> 中国古典の名著、老子『道徳経』をテーマに2018年10月30日(火)〜11日11日(日)に京都の一晴画廊にて展覧会を開催します。それぞれの画家が老子を読み解き、絵画へと変換していく思考の過程を一般公開する、新しい試みのブログです。

四十一、反(かえ)る者は道の動なり     山名しおり

ー前に向かって進むのではく、あともどりをしてもとに帰っていくのが

                      「道」の動きかたであるー

 

 

山名しおりです。

 

このブログを始めるにあたり、老子道徳経の書き下し文、現代語訳を読み込み

始めました。

まだ読み込みを始めて、半年足らずの若輩者です。

 

読んでいくうちに、ここ10年ほど、ずっと考えていたことのエッセンスが

沢山詰まっていて、「あぁ10年前の私に教えてやりたい!」と思うことが

しばしばあります。

 

何故、10年前の私に教えてやりたいかというと・・。

私は約10年ほど前に、様々なことから心身共に調子を崩したことがありました。

 

それがきっかけで、「今の私」が存在することも確かなのですが・・・。

それは、今日という日の「今現在の私」だから言えることです。

当時は、とにかく「できない現実の私」に焦る日々でした。

前に進めない自分自身。

 

後戻りしていくことだってある。

強くたくましく、居続けることができない時もある。

 

人は行きつ戻りつしながら成長してくもの。

 

今の私は、この章を読んで、そんな風に捉えています。

 

今の私も、毎日前に進んでいけている訳ではありませんが

幾らかは「思うように動かない私」も認めてあげられるようには、なりました。

 

しかし、掴みどころがないのが「道」のようなので・・・。

それが「道」のはたらきならば、その中で日々考えることに

意味があるのかもしれません。

 

四十一章については、また触れていきたいと思います。

 

<書き下し文>

反(かえ)る者は道の動なり。弱き者は道の用なり。

天下万物は有より生じ、有は無より生ず。

 

 

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