道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜

<一晴画廊 企画展ブログ> 中国古典の名著、老子『道徳経』をテーマに2018年10月30日(火)〜11日11日(日)に京都の一晴画廊にて展覧会を開催します。それぞれの画家が老子を読み解き、絵画へと変換していく思考の過程を一般公開する、新しい試みのブログです。

アイザックスターンの演奏  山名しおり

 以前の記事で老子から連想する音楽についてお二人が書かれていて、私も色々思い浮かべていました。

私がふと思い浮かべたのは「ブラームス弦楽六重奏曲第一番変ロ長調作品18」です。

 

ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 作品18

ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 作品18

 

 なぜ、この曲を思い浮かべたのかは自分でも分からなかったのですが、長谷川さんの記事を読んで、成程と思いました。

  

ichiharugallery.hatenadiary.jp

 

この記事の中で長谷川さんが以下のように書かれています。

 

一つのテーマに向けて画家が絵を描く展覧会は一般的ですが、

制作をしながらブログを書いて勉強していくスタイルは、あたらしい試みです。

 

絵を描くことは孤独な作業です。

自分一人の世界で戦わなければいけません。

 

しかしブログで感覚を共有することは、音楽における合奏をしているようで、

今までにない楽しさがあります。

 

そう。合奏だからか。

うんうん唸っていた私は長谷川さんから答えを貰った気がしました。(笑)

 

20代前半のころほぼ毎日のように「ブラームス弦楽六重奏曲第一番変ロ長調作品18」を聴いていました。ブラームスの楽曲自体も素晴らしいですが、この演奏家たちが奏でる音が大好きでした。

この演奏に出会って「室内楽」「独奏ではなく六重奏(平たく言えば合奏ですよね)」の素晴らしさを知ることができたと感じた記憶は今も鮮明にあります。

 

さまざまな音を縫うようにしてスターンの演奏は時に主旋律、時に周囲の音に溶け込み演奏を作りあげていきます。

この楽曲の中でスターンの演奏は主張するようで主張しない。

けれども、根底をささえるような強さを感じさせるバイオリンの音色を奏でています。

時が過ぎ、今またブログでの勉強会を通して思い出したこの名演奏を再度聴いてみました。

言葉に表せない思いが込み上げてきました。

 

その思いとこのブログで共有させて頂いている感覚を何とか表現できるよう挑戦していきたいと思っています。

 

 

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