道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜

<一晴画廊 企画展ブログ> 中国古典の名著、老子『道徳経』をテーマに2018年10月30日(火)〜11日11日(日)に京都の一晴画廊にて展覧会を開催します。それぞれの画家が老子を読み解き、絵画へと変換していく思考の過程を一般公開する、新しい試みのブログです。

大地から生まれる思想  宮毬紗

宮毬紗です。

 

中国大陸から生まれた思想を、日本で暮らす私が、どこまで理解できるのだろうと、考えていました。

 

中国へは、20年ほど前に上海へ、10年ほど前には北京へ、合計3度訪れています。

上海で、混沌した人と土地の醸し出す、濃厚な空気に魅入られて、中国語を勉強しました。

 

中国語を話すときの私と、日本語を話すときの私は違います。

気発音を出すときの、声の勢いは、日本語を話してる私にはありません。

 

腹の奥から息をプーっと吐き出すような、身体を使った発声は、上海の雑踏の中で叫ぶには適しています。

 

これまで、老子を読むときに、思い浮かべる道の風景は、どこか日本的でした。

 

ですが、この思想が生まれたのは、中国なのですよね。

 

上海の外灘から見た黄浦江は、日本の川とは違いました。

万里の長城から見た丘の色も。

きっと、土の色が違うからでしょう。

 

厳しい色。

強い色。

 

露天に並ぶ、山査子の赤も、日本では見かけません。

 

 

 

 

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